プロジェクトのはじめ方
Procurize Questionnaire でオプションのプロジェクトワークスペースを利用し、ナレッジベースを整理しながら質問票の回答を効率化しましょう。
Projects(プロジェクト)は、Procurize Questionnaire におけるオプションのワークスペースで、セキュリティ質問票を整理し、AI 自動入力向けのナレッジベースを構築します。必須ではありませんが、複数のクライアント、事業部門、またはコンプライアンス活動を同時に扱う組織にとっては非常に有用です。
プロジェクトとは何か?
プロジェクトは 専用の作業領域 として機能し、次のことが可能になります。
- 関連する 質問票 をまとめてグループ化できる
- AI 自動入力機能が プロジェクト固有のドキュメントやポリシー から回答を取得する
- チームが ナレッジベース を構築し、より正確で文脈に合った自動入力結果を得られる
組織の全メンバーがすべてのプロジェクトにアクセスできます。プロジェクトはコンテンツの整理に役立ちますが、可視性やアクセス権を制限するものではありません。
手順: プロジェクトの設定
1. 新しいプロジェクトを作成する
- 設定 ページの Projects セクションに移動します。このセクションは組織管理者のみが利用可能です。
- 「Create New」 をクリックし、名前(例: 「Cloud」「On premise」「Healthcare Compliance」)を入力します。
- 必要に応じて、目的を明確にする説明文を追加します。
2. ポリシーとドキュメントをアップロードする
- 関連ファイル(例: SOC 2 レポート、セキュリティポリシー、過去の質問票)を追加し、プロジェクトにリンクします。
- これらのドキュメントが ナレッジベース として機能し、AI 自動入力がこのプロジェクトに紐付く質問票に対して提案を生成します。
3. 質問票をインポートまたは割り当てる
- セキュリティ質問票をインポートし、プロジェクトにリンクします。
- AI 自動入力はプロジェクトのナレッジベースを利用して回答を提案し、関連性と効率性が向上します。
プロジェクト使用時と未使用時の比較
- プロジェクトを作成しない 場合、組織全体で 共有ナレッジベース がすべての質問票に使用されます。
- プロジェクトを利用する と、各プロジェクトごとに 独自のナレッジベース が作られ、質問票は特定のプロジェクトに割り当てられた場合にのみ、そのスコープの AI 自動入力を活用できます。
プロジェクトを使用すべき時
以下のような状況でプロジェクトは特に有効です。
- 複数のクライアントやコンプライアンスイニシアチブを同時に扱う場合
- 質問票の文脈を特定のドキュメントと合わせて管理したい場合
- 特定のドメインやスコープに紐付く、より正確な自動入力提案が必要な場合
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